12月9日、定例勉強会
12月9日、皇国史観研究会の平成17年最後となった勉強会が開催された。新進気鋭の一年生が「ファシズムと全体主義」と題して発表を行い、それらの違いを明確に説明した上で、全体主義の是非と、自由の内実に関して活発な議論が行われた。

以下が、会員の発表要旨

「ファシズムとは、イタリア語でファッショで束ねる、結束という意味を持つ言葉から来ている。故にファシストとは結束した同盟者というのが元来の意味である。
一般的には過剰な民族主義による抑圧的な政治体制を指し、一説には全体主義と同意義のように扱われる。ファシズムに共通な特徴は、討議による民主主義的体制を放棄し、同質的・均質的な社会を構築しようとした思想体制である。
また、個人よりも国家・民族に重点を置き、国家主義、民族主義、社会主義、福祉主義などの傾向が挙げられる。
これに対し、全体主義とは民主主義や共和主義などと同じような政体の一種である。全体主義は政治・経済・文化・思想などが全て国家に吸収されており、国民を国家が作り出したイデオロギーに服従させ、煽動する事を第一の定義とする。この全体主義の対義語が自由主義であるが、全体主義の定義からすれば、自由主義を標榜しているアメリカは全体主義国家になるのではないだろうか。
ファシズムには民族という基本原理が存在するのに、全体主義には民族という基本原理が存在しないのである!
もし、日本のような連綿とした国家と民族の歴史を有する共同体が、民族を前提としてファシズム体制の政体を作ったとしても、理論上では、何も日本民族にとって不都合は無いのではないだろうか。
しかし、実際は内乱や紛争が生じる混沌の事態になることが予想される。」

その後、討議に移り、全体主義と自由主義の内実について議論が行われた。
「自由とは目に見えている範囲での選択が出来ることではないか」
「先進国に於ける最大の自由を獲得する条件とは時間と金ではないか」
「そもそも全体主義と自由主義を区別する必要はあるのか」など。
白熱の議論が行われ、冬の夜は深まっていった。

自由ってなんでしょうね?
[PR]
by shikisima594 | 2005-12-13 19:32 | 活動報告
<< 制裁発動で拉致被害者救出を!国... 12月2日、定例勉強会 >>