一年前の事
寒い時期になった。先ほど、昼休みにサッカー部が校舎内で大会に出場する旨のビラを配っていた。多分、僕は毎年この季節になると、あの時のことを思い出すだろう。

今から一年前の平成16年12月1日。
我が国士舘大学のサッカー部員達が、15歳の女子高生に集団でわいせつな行為をしたとして逮捕され、国士舘の名を地に落としてくれた。
事件発覚後、連日のようにマスコミが学校に押し掛け、学生が校門を出た所で取材されている。それに僕も、学校の外に行くと「国士舘」というと「あぁ、あの…」と言われる日々が続いた。
全く以て、このサッカー部員たちの行為は、国士舘の先輩方が血と汗と涙で築いていた国士舘の誇りに泥を塗るものであり、許し難いものだった。

そのような状況の中で、我々に何ができるか、という事と真剣に向き合う日々だった。
愚挙をやらかした者への怒りと、今後の国士舘、ひいては日本への憂い、それらを何かの形にしたかった。そうして生まれたのが、皇国史観研究会の壁新聞『敷島だより』だった。

A3サイズの紙にギッシリと文字を詰めた白黒の一面構成で、ちょうど去年の今ぐらいの時期に20枚ほど印刷し、「不定期刊行」として校内に張り出した。記事は「建学以来未曾有の愚挙!」としてサッカー部員たちによる不祥事を糾弾し、中共の原潜による領海侵犯事件を指弾するものだった。

当初は、今後の目処が全く立たない状況だったが、自分たちの思いを一つの形にすることで、何かよく分からないが、手応えがあった。
ともかく、サッカー部員たちの愚挙が、我々に壁新聞をつくるという一つの切っ掛けを与えてくれた。それと同じように、我々が出していく『敷島だより』が、多くの人に何らかの切っ掛けと影響を与えていくであろうことを、僕は確信していた。
『敷島だより』のその後については、次に書きたい。

皇国史観研究会代表 タカユキ
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by shikisima594 | 2005-12-16 12:49 | 随想・雑記
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