磐南総合研究会懇話会に参加
 六月十一日に文京シビックホールで行われた「磐南総合研究会懇話会」に参加してきました。今回は社会人から学生、約八十人が集い、「祖国は甦る〜日本人の歴史哲学を取り戻せ〜」と題して磐南総合研究会の岩田温代表より講演がありました。

 まず、現在の日本を取り巻く危機として、解決の目処がつかない拉致問題、諸外国に奪われたり、狙われたりしている我が国の領土問題、国内に蠢く拝金主義、そして中国・韓国による内政干渉と政府の屈従外交から生じている靖国問題を取り上げられました。

 そのような問題の根本となっている、戦後日本人の歴史観を形成した東京裁判史観について言及があり、それによって我々日本人が喪失してしまっているのは日本人としての国家観と歴史哲学であるとの指摘がなされました。

 では、その国家観と歴史哲学とはなにか。それに関して岩田氏は、日本人の歴史哲学の煥発した一つの事象として大東亜戦争末期に飛び立って行かれた特攻隊を取り上げられました。現在の日本では、特攻隊は犬死にであるという議論が大手をふってまかり通っています。

 しかし、死というものに意味を与えるのも、奪うのも、それは偏に後世に生きる我々自身の思いにかかっているものです。我々が彼らの死に様から目を逸らし、それを“軍国主義時代”の“可哀想な犠牲者”と短絡的に切り捨てるならば、まさに彼らの死は“犬死に”となるでしょう。

 逆に、彼らの思いを我々が継承に、彼らの願った日本を建設しようと尽力したときに、彼らの死には大いなる意味が与えられ、我々の中に地の流れた歴史が宿るのではないでしょうか。こうしたことは、岩田氏の著書『日本人の歴史哲学』に記されていますので、一読をお薦めします。

 講演会終了後、居酒屋に場所を移して懇親会があり、皆で大いに談論風発させました。

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by shikisima594 | 2006-06-14 22:04 | 活動報告
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