山と共産主義
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 このブログで以前に僕らは何をしてたのか?という記事を書いた。これは、大学で皇国史観研究会に所属している会員達は高校生時代どんな部活動をしていたのかという傾向をまとめたものだ。

 これによると、皇国史観研究会をはじめ、民族派学生には剣道などの出身者が多い事がわかった。そこで、この傾向を他の思想集団に用いて、一つの法則か傾向は導き出せないものかと考えた。それは我々とは対極に近い思想を持つ共産主義者たちは何をしているのか、ということだ。

 そこで、まず日本共産党所属の国会議員18人のホームページから自己紹介欄で趣味は何かを調べてみた。すると音楽鑑賞が好きだと答える者が一番多く5人いる。しかし、これは別に不思議な数字ではない。自民党も民主党も調べたが、音楽好きはだいたいこのくらいの割合だ。多分、「インターナショナル」や「カチューシャ」「赤軍に勝る者なし」なんかでも歌うんだろう。

 音楽の次に多かったのが登山で3人だ。これが極めて特徴的なのだ。自民党では日本共産党の二倍ほどの数の国会議員の趣味を調べたが、登山を趣味にあげたものは一人しか居ない。ためしに「Yahoo!Japan」で「登山 自由民主党」と検索してみても、結果は266件だ。

 ところが、「登山 日本共産党」で検索すれば540件も出るのだ。これは共産党議員に登山好きが多い事を客観的にあらわしてはいまいか。自民党の衆参両院議席数は405議席。ひるがえって共産党は18議席。自民党と共産党の議員の差は実に約22.5倍にもなる。であるにも関わらず、検索エンジンでは2倍、プロフィールの趣味では3倍以上の結果がでるのだ。

 議席数では自民党の22分の1以下でありながら、登山好きの数は自民党の2倍になるとは、単純な計算だが、日本共産党員は自民党員の40倍以上も山が好きだという結論になる。また、共産党前中央委員会議長不破哲三は、作家の井上ひさしとの共著『新日本共産党宣言』(光文社刊、平成11年)の中で、自らも登山が大好きだと記している。

 山と共産主義、といって思い出すのは毛沢東、チェ・ゲバラ、金日成など、山岳戦を戦った共産主義の大御所たちだ。日本共産党もそれにならっているのだろうか。これは共産党に限った事ではない。以前に読書録で紹介した『大逆のゲリラ』の著者の荒岱介が率いた共産主義者同盟戦旗派は毎年山岳訓練を行い、同盟員の娯楽として登山が出て来る。

 それだけではない、昭和47年の浅間山荘事件を起こした連合赤軍は、山岳地帯に拠点を構えて山岳ゲリラと化していた。国士舘大学はもとより、他大学の学生達からも聞いたが、左翼教授には登山が趣味という者が少なくないという。また、左翼の集会の模様を写した写真をそっち系のサイトで確認していただきたい。登山帽をかぶって参加している者が目立つのだ。

 今回はなぜ共産主義者に登山好きが多いのか、という原因の考証はやらない。それはみなさんの頭で色々と考えて意見を聞かせてもらえたら有り難い。ちなみに、自分の周囲に居る保守派や民族派の人々に「海と山どっちが好き?」と聞いてみた所、海派が山派を圧倒した。統計学的には2000人程度聞かねばならないそうだが、そんなの無理。

 しかし、この結果は何やら「大陸国家VS海洋国家論」に通じるものがあるようで面白い。ちなみに僕は海が大好きなのだ。

文責:タカユキ

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by shikisima594 | 2006-07-03 02:27 | 随想・雑記
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