7月21日、皇国史観研究会定例会
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 「あのメモは本物なのか!?」
そんな疑問から7月21日の皇国史観研究会定例会は始まった。この日は時局問題の話合いってことになってたんだが、議論は昭和天皇メモに集中した。

 そもそも、なぜ今回のスクープが日本経済新聞から出て来たのかってことだ。日経は財界のヒモつき新聞で、中国で商売したぃーーーって財界の意向が後ろにあったんじゃないかってね。このメモに身を乗り出すほどに興味を示して答えたのが当の中国だもん。総理の靖国参拝に反対の提言を出してた経団連や経済同友会も怪しい。北城のとっつぁんが動いたんじゃあるまいか?

 タイミングといい、マスコミの報道姿勢も異常を極めている。このメモが本当かどうかって検証を全然やらない。情報源への言及や裏付けの作業が報道からは全然見えない。朝日新聞も読売新聞も一面で扱って、社説で散々書いた。この一斉一律の報道は何なのか?

 そんで、テレビを見てもマスコミの報道姿勢が小泉総理と安倍官房長官の靖国神社参拝の是非に絞り込まれてる。天皇が政治に関わる事を一番嫌って来たマスコミが何でだ。こういう議論を一番嫌うのがマスコミのはずなのに、率先して天皇のお言葉って錦の御旗振り回してる。まるで喜劇だ。

 特にマスコミ関係者なら肌身にしみて知っているはずだけど、皇室はいわゆる鶴と菱にならぶ“菊のタブー”だ。それを慎重な裏付けや検証無しにやるのか。不可解を極める。特に読売新聞なんかは「総理の靖国神社参拝に影響か」って、まるで人ごとみたいに言ってるけど、そりゃおまえが“影響”与えたいんだろって思わず突っ込みたくなる。

 マスコミへの疑問は以上で、昭和天皇のお人柄などから鑑みて、このメモには多くの疑問が出された。靖国神社とは明治天皇の御意思で御創建されたものだけど、とりわけ明治天皇を尊敬されていた昭和天皇がこうした発言をされるのか。

 張作霖爆殺事件の際、昭和天皇の御叱責により田中義一内閣が総辞職した。昭和天皇はこの時、ご自分の言動が政治や社会に余りに大きな影響を与えてしまうことを恐れられ、私心を表されることに大変慎重であらせられたらしい。

 相撲を天覧あそばされた際に「どの相撲取りが好きですか?」と取材された陛下は「みんな好きです」と答えられたと聞く。それほどまでに陛下は私心をあらわされる事に慎重を期された。その陛下にこの発言ってのは青天の霹靂だ。

 そもそも、このメモは元々あったメモ用紙の上に別の紙を貼付けて、そこに問題の文章が書かれているらしい。普通メモをそんな使い方するか?しかもメモの日付は昭和63年4月28日。昭和天皇はガンを患われながらこの年の8月15日に行われた全国戦歿者追悼式典に無理をおしていらっしゃられた。重病でありながら戦没者を思われる陛下の御心。その最中にこの御発言があったことになる。かなり無理があるような気がする。

 うーーーん、どうやら自分達が攻めるべきは、このメモの真偽とマスコミの報道姿勢の背後にあるものだろうなぁ。


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by shikisima594 | 2006-07-22 01:39 | 活動報告
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