日経の闇を突く! 第三弾 大手町の懲りない面々
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 東京地検特捜部は25日、東京本社広告局の笹原一真容疑者を証券取引法違反(インサイダー取引)容疑で逮捕した。日経新聞はこの日、記者会見を開き、笹原容疑者を懲戒解雇する方針を発表し、杉田亮毅社長が頭を下げて陳謝した。

 杉田社長が陳謝するのは今年に入って二度目という異常事態が日本経済新聞の中に立ちこめている。この中で杉田社長は情報管理体制の問題を認め、今後は改善して行く旨を述べた。しかし、この情報管理体制の問題は経済部だとか、一記者の問題ではなく、日経全体に病巣を張りめぐらせた問題ではないのだろうか。

 それは他でもない「富田メモ」に関する報道だ。先日紹介した朝日新聞社発行のAERAによると、あのメモは富田氏の遺族が去年の秋に、自宅を訪れて来た日経記者に手渡したという。それまではメモの中身は遺族も読んでいなかったそうだ。遺族はAERAで次のように語っている。「日経新聞の記者が久しぶりに自宅にやってきた。懐かしさも手伝って」

 だからメモを渡したというのだ。これで日経が肝心の「富田メモ」を入手した経緯は大体わかった。メモを受け取った記者は富田氏が宮内庁長官か警察官僚だった時代から懇意にしていた記者だから、現在、40代後半から50代後半の人物で昔の日経で皇室に関する記事に目を通せば大体見当がつくはずだ。

 さて、問題は去年の秋に入手したメモをどうして一年近くもたって、ようやく特ダネとしてスクープしたのかだ。それも自社のインサイダー記者の件で強制捜査があり、ポスト小泉最有力候補の安倍官房長官の本が出版される日にあわせたのか。タイミングどころか、メモの上半分を切り取って、一部分だけで印象操作する報道をしたのか。

 保守系ブログの雄とも言うべき、極右評論で主宰者の瀬戸弘幸氏が粘り強く緻密な検証を重ねている。それによれば、今回のメモは「手帳に貼られていた」とされているが、これは日経の記者自らが貼付けた疑惑があるという。

 実は手帳とメモはそれぞれ別で、メモは輪ゴムで束ねられていたのだ。当該メモもその中にあった可能性がある。ただそれだけでは紙切れ一枚なので、そのメモを信憑性を持たせるために手帳に貼付けた、と。これが真実ならば朝日新聞サンゴ事件の衝撃ではない。

 写真を見るかぎり、メモは手帳にホッチキスではなく、糊でつけられている。接着剤や糊は当然ながら経年劣化する。ゆえに糊と貼付された紙の状態から、いつごろ貼付けられたものか鑑定ができるのではないか。日経よ、「富田メモ」を「昭和史の一級史料」と言うならば、一刻も早く公開して鑑定させよ。

 それから、あのメモが徳川侍従長の発言かもしれないと第二弾で記したが、今回は簡単に昭和天皇の御言動と整合性がつかない問題を箇条書きにしておこう。

・天皇が靖国神社に「参拝」されることは無い。「御親拝」である。ゆえにメモの「私あれ以来参拝していない」はおかしい。
・昭和天皇は戦前から大臣閣僚にお詳しかったし、閣僚の任命は陛下の国事行為。ゆえにメモの「余り閣僚も知らず」はあり得ない。
・サンフランシスコ講和後の国会赦免決議で「戦犯」とされた人々は名誉回復し、陛下もこれらを絶対に踏まわれているはず。ゆえにメモにある「A級」という言葉を陛下が使われる可能性は低い。
・最後の御親拝である昭和50年以降も毎年、天皇陛下は靖国神社の例大祭に勅使をつかわされている。
・いわゆる「A級戦犯」に対して昭和天皇は御自らが「信頼した臣僚」として「我国にとりては功労者」と仰っておられた。彼らが処刑されたあとも、遺族の暮らしを気にかけておられた。
・そして処刑された人達の命日に慰霊の灯籠を流されておられた。
・戦後、昭和天皇はマッカーサーとの会談で「戦争の責任はすべて私にある」から自分を裁くようにと仰られた。

 とまぁ、おおよそこれだけある。これらの事からして、あのメモの「私」を昭和天皇と断じるのは無理があるはずだ。あのメモの真偽や事実は今後の報道や各ブログの検証にゆだねたい。ブログやネット掲示板の中では、このメモを仕掛けたのが公明党であるとか、中共であるとか、あるいは安倍官房長官サイドだとか、財界だとか諸説紛糾して盛り上がっている。いずれにせよ、日経はこうした勢力と結託して今回の報道をした可能性は拭いきれない。

 とある新聞社に勤められていた方から、「新聞社なんかゴロツキの集まりだから相手にしない方がいいよ。他人が少し悪い事をしたらボロクソに書くけど自分の非はほとんど認めない。それに言ったって直らない」という意見をいただいた。

 なるほど、確かに自分達に都合のいいことはでっち上げてでも書いて、怪しくなったら知らんぷりか、ベタ記事あつかいでお茶を濁す。そして都合に合わせて立場を変える。今回の報道がまさにそうだった。そうした意味では大手新聞も総会屋の出す新聞も本質的には大した違いはない。

 しかし、今回ばかりは事が事だった。言っても変わらないから相手にしない、では日本が大変なことになってしまう。それに日経の杜撰な報道姿勢には本当に憤りを感じた。今度、しばらくしてから日本経済新聞社に公開質問状を送ろうと思う。

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 杉田社長よ、陳謝にも随分と慣れられたと思いますが、今回の件を謝る時は頭を丸めて坊主にしたって国民は納得しませんよ。その点お忘れなきよう。

文責:日経追及班

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by shikisima594 | 2006-07-27 01:15 | 随想・雑記
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