『ムルデカ』
f0018981_2220528.jpg いままでで一番見た映画は?と聞かれたら、あなたならどう答えるだろう。大方の日本人は地上波の映画で何度も何度も放送されたジブリの「となりのトトロ」とか「天空の城ラピュタ」など、もしくは有名なハリウッド映画の名前を挙げるはずだ。

 自分もそうだった。皇国史観研究会に入るまでは。この「ムルデカ」というのはインドネシア語で「独立」を意味する。インドネシア独立のために戦後もインドネシアに残って戦った日本兵とインドネシア人との交流が描かれている。

 皇国史観研究会に入ってからというもの、十回以上は見た。最初は当時の会長に見せられて以来、会員の下宿にたむろして駄弁に興じていると「うーん、じゃあ『ムルデカ』見よっか」というノリになったし、車で遠出の旅行に出たときも、車にDVDプレーヤーを持ち込んでまでして皆で見た。

 それまで国歌なんて「君が代」以外は歌えなかったが、何回も見ているうちにインドネシア国歌の「インドネシア・ラヤ」を口ずさむようにまでなった。歌詞も少しくらいなら覚えているし、劇中の台詞は皇国史観研究会の“流行語大賞”になった。

 とにかくそれほど、感動深い映画だった。大東亜戦争勃発と共にインドネシアに上陸した日本軍は四百年の長きにわたってインドネシアを植民地支配していたオランダを蹴散らす。そして「青年道場」を開き、インドネシアの青年達に自分達の力で独立を勝ちとる事を教える。

 時に衝突したりもしながら、やがて両者の間には深い信頼関係が芽生えて来る。途中には紋切型の横暴な日本兵も出て来るが、そちらの方が物語により一層厚みを加えられているような気がする。

 ところが、大東亜戦争敗戦により再び、オランダ・イギリス連合軍がインドネシアを植民地にすべく侵攻して来る。それに対してインドネシア青年達と日本への帰国を捨て、アジア解放の大義を選んだ日本兵達が立ち向かう。インドネシアに残って独立のために戦った日本兵は二千人とも言われ、その約半数が戦死した。

 映画の副題には「17805」と付いている。インドネシアでは、日、月、年の順番で表記するから、05年8月17日のことを指す。 しかし、インドネシア独立は西暦1945年のはずだ。では、この「05」とは何か?

 実はこれ、日本の皇紀(神武天皇暦)のことなのだ。インドネシアは独立に際し、日本に敬意を表し、独立宣言文の日付を皇紀で書いているのだ。下の写真はインドネシア独立記念日の行事に出席した子供達の写真だ。

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 『ムルデカ』を「アジア侵略を正当化する映画だ!」と批判する連中がいるが、そんな連中がいかに滑稽な集団であるかが、上の写真一枚でわかるというものだ。学校の授業で「はだしのゲン」を見せるばかりではなく、是非とも『ムルデカ』を日本の子供達に見せてほしいものだ。

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by shikisima594 | 2006-09-12 23:08 | 映画
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