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結局核弾頭の攻撃は防げるのか?BMD計画
 現在日本は米国のBMD構想(弾道ミサイル防衛構想)に基づいてパトリオットミサイルのPAC-3の戦力化に勤め、イージス艦のためのSM-3スタンダードミサイルを米国と共同開発したが、これらがもつ「抑止力」はどれ程のものなのか?

 発案者である当の米国は、イスラエルと共同開発したアロー2迎撃ミサイルで幾つかの迎撃実験に成功しているが、いつ飛んでくるか分かりにくい状況下での実験はしていない。
SM-3は現在6回ほどの迎撃実験に成功しているが確実な命中精度はまだ怪しい。
レーザー兵器はというと、未だに実験中で、平成22年頃までは目途がつかないそうである。
地上配備型戦術レーザーシステム(THEL)は迎撃実験に成功しており、過去に28発のロケットと5発の砲弾を撃破しているが配備先は在韓米軍とイスラエルで、日本に配備される予定の空中レーザーシステム(ABL)はまだまだ先になりそうだ。

 そもそも「抑止力」とは、敵に攻撃を思い留まらすだけの「攻撃力」を保有する事であり、敵の攻撃を無力化するものではない。
ただ無力化するだけなら、敵は別の手段で攻撃してくるに決まっている。
それをさせないためには、敵勢力を殲滅出来るだけの戦力を持つ必要がある。非核三原則なる拘束力のない言葉に囚われて核武装に踏み切らないでいるのなら、日本は周辺諸国の事を考えると最低でも10億人を殺せるだけの軍隊が必要になる事になり、あまりに非現実的な「軍国主義」にならざるを得ない。

 今こそ、北朝鮮の核武装や、半島並びに中共の傲慢な態度に対して核武装を叫ぼう!


文責:洗國

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by shikisima594 | 2006-11-14 21:37 | 随想・雑記
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