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1月13日、定例勉強会
去る1月13日、今年初めの定例勉強会を行いました。
「ナチス 100年後の可能性」と題して、会員がナチス(ヒトラーの、一般に言われるところの国家社会主義ドイツ労働者党)について発表しました。
以下に内容を掲載します。

ここで私が、このすでに滅んだ全体主義的民族国家やその他民族連邦と、その種となった組織について論うのには、もちろん理由がある。

それは、彼らが勝利してきたドイツの思想的あるいは社会的混乱状態が、われわれがこれから闘争しなければならない二十から三十年後の未来日本と酷似した社会になるという予想があるからである。

多数の政治思想が乱立したなかにあって、とりわけ共産主義勢力が革命を行う条件が漸次整いつつあったなかで、彼らは突如勢力を拡大し、最終的に民族主義のゆるぎない勝利へと導いたのである。

しかし、彼らの理想には当然われわれと違う点が多く、そのままそれを指針とするわけにもいかない。我々は彼らから何を学ぶべきなのかということよりも、彼らが何をしたのかという点に重きをおいた。これは、通常彼らについて専門的に学ぶことは少なく、社会通念的な言われ方にも、偏見が混ざることが多くないためでもある。

ナチスの正式名称は、ナツィオナルゾツィアリスティシェ・ドイチェ・アルバイテアパルタイであり、公式にはエヌエスデーアーペーという略語が最も一般的であった。

一般に邦語において、これは「国家社会主義ドイツ労働者党」と訳されるが、実際にあって同盟を結んでいた戦時中には「国民社会主義ドイツ労働党」と訳されたりもしたし、また「民族社会主義(略)」という訳語も使われることに留意されたい。これは著者の考えであるが、おそらく「国民社会主義ドイツ労働党」が最も理念的に近い。

ナチスの正式な国号は「第三連邦(未来民族国家)」であり、倫理は民族主義(血と土地)と社会優生学的な世界観(人種ダーウィニズム)にもとずいて、国家と民族の一致、ドイツ民族の統一(汎ドイツ主義、大ドイツ主義)を目指していた。

そして、そのドイツの地を汚すユダヤ人(主に娼館経営、金貸し、資本家が多かったとされる)を排斥した。そこには「アリアン民族」のなかの「ドイツ民族」として、純粋な血への憧れがあった。

また、ナチスは独特の神秘主義思想を持っており、ハーケンクロイツ(鍵十字)はチベットに由来するものであり、自分たちはアトランティスの子孫であるとの思想も持っていた。

政治体制は、大統領と首相をかねた総統がおり、「世界初の総統国家」をプロパガンダにし、「一つの民族、一つの国家、一人の総統」が盛んに叫ばれた。

経済体制の基本は、国民社会主義経済であり、国家による資本主義の統制と、国家内平等主義であり、ヨーロッパ全体をドイツの経済ブロックにしようとした。いわゆるケインズ理論にもとずいて公共事業を拡大し(ドイツのアウトバーンはこの時に作られた)、当時世界一大きな政府となった。そして、社会保障は行き届き、ローン制度は発達し、労働時間が設定され、社会主義国としては成功した。こうした政策に必要なものは教育された優秀な官僚と強力なイデオロギーである。

他の政策としては、肉食、タバコを追放し、有機農法を発達させる自然主義や、先進的な科学を発達させ、兵器や国民の日用品の水準を向上させた。
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by shikisima594 | 2006-01-15 18:40 | 活動報告
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