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平安神宮参拝
 5月2日、「全日本剣道演武大会」を見学するために京都に行ってきました。
その折に、平安神宮を参拝いたしました。

 この大会は明治28年より毎年開催されていまして、今年で103回目になります。大会は明治35年の第四回目以来、京都の武徳殿にて行われ、今年もそこで行われました。

 武徳殿は平安時代に 桓武天皇が武技を奨励されて、建立した建築物で、大内裏の西方にあり殷富門に面していた殿舎のひとつでした。武徳殿と称される施設は複数ありますが、この度大会が行われたのは京都市武道センター内旧武徳殿といわれる所で、京都市指定有形文化財にされています。中は広々としており、正面に設けられた玉座が歴史を感じさせました。

 さて、平安神宮はご存知の通り 桓武天皇並びに 孝明天皇を祀られています。

 平安神宮は平安遷都1100年を記念して、明治28年に遷都のおや神様である 桓武天皇をご祭神として創建されました。

 孝明天皇は、後の昭和15年に 皇紀2600年を記念して祭られました。

 私が参りましたその日、午前中は生憎の曇り空でしたが、午後には晴れ渡り応天門を拝む頃にはすっかり夏のような天気になり、行き交う参拝客の方々も暑そうな様子でした。

 大極殿にて参拝致しました後に、神苑をぐるりと一周してまいりました。

 この神苑は南・西・中・東とある池泉回遊式庭園で、国の名勝に指定されています(昭和50年指定)。作庭は7代目小川治兵衛という方で、明治から昭和にかけて「植治(ウエジ)」と呼ばれ東山界隈に円山公園、無隣庵を始め幾多の名園を残された方であるそうです。

 神苑の中は外の暑さとは打って変わって、澄み渡った空気で満たされ、青々と木岐が茂っておりました。神苑にある3つの池(白虎池・蒼龍池・栖鳳池)には、鯉や小魚の他にも貝までがおり、自然の豊かさに大変驚かされました。
 
 また、神苑内の草木には古今和歌集からそれぞれの草木が歌われた歌を紹介するプレートに書き込まれていました。

 ひとつ私が不思議に感じたのは、神苑の片隅に電車が展示されていた事です。

 その電車は明治28年に、遷都1100年を記念して京都電気鉄道会社が導入した日本最初の電車で、歴史的価値は否定しませんが、私としては博物館の方が展示されるに相応しく思えてしまいました。

 最近は京都と言えば、京都議定書の温室効果ガスの基準を満たせるか満たせないかで揉めておりますが、今回の参拝をとおして京都は私達に日本人としての心を思い出させてくれる所であると、実感致しました。

文責 洗国


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by shikisima594 | 2007-05-04 23:53 | 活動報告
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