自民党と民主党の化かし合い
 長く国会を騒がせた民主党永田議員のメール問題も落ち着いて、国会もようやく本来も仕事に返り始めた。この問題も落ち着いてから冷静に考えると滑稽な問題だ。永田議員の不手際はさて置き、民主党と自民党の対応だ。

 自民党は居丈高に「国会の品位を汚す」「ガセネタで個人の名誉を傷つけた」と騒ぎ、民主党は前原代表以下幹部も謝罪に徹していたけど、どうもしっくり来ない。どうせなら前原代表が「まだ堀江氏と武部氏の癒着関係が判明していないからといって、この関係がなかったとは言えない」とでも言うべきだった。

 以前に自民党総裁の小泉総理はイラクが大量破壊兵器を保有している事を理由にアメリカのイラク戦争を支持した。そんでイラクで大量破壊兵器が発見されないとなると「フセイン大統領が見つかっていないからと言って、フセイン大統領が存在しなかったことにはならない」と言ってのけた。

 アメリカからガセネタを掴まされて、侵略戦争を支持した。こっちの方が永田議員より遥かに悪質じゃないか。何しろ結果として「国会の品位」どころか、道義国家日本の名誉と、多数のイラク人を傷つけたのだから。メールのゴタゴタは数週間で忘れ去られても、イラク人達は百年以上忘れないだろう。それは西洋の十字軍に対する彼らの思いを見れば一目瞭然だ。

 それに永田議員も「武部氏にご迷惑をお掛けして、申し訳ございませんでした」と何とかの一つ覚えみたいに言っていたけど、あの姿勢からは野党根性がすっかり抜け落ちている。どうせ謝るなら「お父さん、ごめんなさい」とでも言えばいいんだ。

 何しろ武部幹事長は、ホリエモンのことを弟だの、息子だのと呼んで戯れ合っていた事を、ホリエモン逮捕後にマスコミから追求されると、「日本中の若者は全て私の息子」と断言したんだから、武部氏も自分の息子である永田議員を過酷に追求せずに、寛大に接してあげるべきだ。

 日本中のパラサイトシングルもニートも、実の親の臑をかじってないで、偉大なる父親武部勤氏の臑をかじればいいんだ。俺も甘えさせてもらおうかな〜などと考えてしまう。とにかく、自民党と民主党による、狐と狸の化かし合いのような茶番劇に付き合わされるのは懲り懲りだ。


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by shikisima594 | 2006-03-24 14:01 | 随想・雑記
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