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“非核四原則”をぶっ潰せ!!
“非核四原則”をぶっ潰せ!!_f0018981_0153779.jpg 今回のエントリーの題名を見た方は「はぁ?“非核四原則”ってなんだよ。『非核三原則』の間違いだろ(笑」と思われたかもしれない。我が国には「持たず、つくらず、持ち込ませず」の『非核三原則』という法的拘束力もないのに、みんなが拘束されてしまう不思議な方針がある。

 佐藤栄作総理が昭和四十二年に国会答弁でこたえた内容に尾ひれがついたものだが、最近ではこれにもう一項加えられたようだ。それは「論ぜず」だ。つまり核武装の議論を許さない、というわけだ。これをいれて「持たず、つくらず、持ち込ませず、論ぜず」の“非核四原則”だ。

 では誰がこの四項目をいれたのか。

 今月三日に民主党幹事長の鳩山由紀夫(写真)が、麻生太郎外務大臣が「核武装の議論をしたほうがいい」とする発言をとらえて、「唯一の被爆国として、世界中から核をなくす運動のトップリーダーとして動かなければならない日本の外相がこういう発言をすることに心から怒りを持つ」として、外務大臣の罷免を要求すると発表した。

 他にも共産党の志位和夫と、社民党の福島瑞穂も同様の発言をした。こっちは安全保障のなんたるかも理解していない天然記念物だからさておいて、問題は民主党の鳩山由紀夫氏だ。政治家の役目とは、いかにして我が国の主権を守るかにかかっている。

 外務大臣なら日本の権益を守り、日本の主張を世界に伝える事であり、断じて“核廃絶運動”ではない。核兵器をなくそうとして、北朝鮮からの核攻撃で日本がなくなってしまったらどうするのか。それを防ぐのが政治家の最大のつとめだろう。

 そういった意味で、麻生外務大臣や自民党の中川政調会長が核武装の議論を提起したのは極めて重要な事だ。しかし、鳩山氏はそれすらも許してはならないと、“鳩”ではなく、屠殺される寸前の鶏のように騒いでいる。党利党略から騒いでいるのが見え見えで実にみっともない。

 実は自分はかつて鳩山氏に一度だけ会った事がある。とある催し物の際にずっと傍についてまわった。その時に受けた印象は、政治家というよりも陰湿な芸能人といった感じだった。支援者を前にするとカメラを向けられたアイドルのようになり、裏側に来るとロクに挨拶もせず、恐ろしく無表情で言葉も発しない人間だった。

 それはさておき、鳩山氏は七年前に西村真悟代議士が「核武装検討」発言で問題になり、防衛政務次官を辞任させられた時に「核武装してもいいかどうかを国会で検討したらどうかと言った瞬間にクビを切られるとなると、国会で核をもつべきかどうかなんて議論がなされなくなる。議題に乗せることすらしてはいけないという発想もいかがなものか」と言って、議論を認めるべきと主張している。

 しかも「議論を提起しただけでクビを切られるのはオカシイ」と言っているのだ。ところが、今回、自民党の中川政調会長や麻生外務大臣が同じ事を言うと、「問題だ」「クビにしろ」と騒ぐ。問題はおまえだ。そんなことだから自民党から「『無節操』が信条です 民主党」と馬鹿にされるのだ。まぁ、自民党もあまり人の事を言えた立場ではないが。

 とにかく、このような党利党略しか頭になく、そのためには「議論も許さない」と平然と言ってのける無節操で無責任な発言を繰り返す、“害鳥政治家”を国民の良識で“駆除”しなければならない。そして、こんな政治家達がつくろうとしている“非核四原則”をぶっ潰そう!

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by shikisima594 | 2006-11-05 00:53 | 随想・雑記
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