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朝鮮総連と愉快な仲間たち
 三月三日に東京日比谷の野外音楽堂でおこなわれた朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)のは反日集会に連帯のメッセージを送った日本国内の団体個人の概要が判明した。これがメッセージを寄せたとされる者の一覧である。

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 まず一見して気づくのは、4000人規模の組織をあげた集会でありながら、メッセージを寄せた人間が少ない事だ。国会議員からの祝辞も一切ない。拉致問題を金正日が認める前には、日本国内で朝鮮総連が主催した金正日の誕生日パーティーに日本の与野党の政治家が恥ずか気もなく出席していたのとは対照的だ。

 また、団体でメッセージを寄せた所もあるようだが、全国組織としてではなく、一地方組織としてメッセージを寄せているところが目立つのも特徴的だ。おそらくこうした左翼系団体でも
、北朝鮮に対しては組織も一枚岩たり得なくなってきたのだろう。

 では祝辞をよせた、この朝鮮総連と愉快な仲間たちがどのような物か見てみよう。組織をあげてメッセージを寄せているのは、「緑の党」、「日本労働党中央委員会」があげられる。これらは政治政党のように見えるが、国会に議席は有していない。

 その正体についてはそれぞれ検索してもらえれば分かるが、当然ながら完全な左翼団体である。左翼の事は左翼が一番よく知っているから、日本共産党刊行の資料を参考にしてみると、「日本労働党」は昭和四十一年に日本共産党から「中国盲従の反党分派活動を行った」として追放された毛沢東主義グループの流れを組んでいる。

 その流れには浅間山荘事件をひきおこした連合赤軍に合流した「京浜安保共闘」がいることから分かるようにガチガチの極左集団である。その「日本労働党」から昭和56年に分派したのが「緑の党」である。

 この「緑の党」とはどういう組織か。おそらく首都圏にお住まいの方は、主要駅頭で新潟中越地震やイラク戦争に関する募金をよびかける怪しい集団を見かけられたことがあると思う。連中は「日本ボランティア会」と名乗っているが、これこそが「緑の党」が隠れ蓑とする悪名高くセコい募金詐欺集団である。

 ちなみに「日本ボランティア会」=「緑の党」は朝鮮総連に数千万円の寄付を行っているが、その金は街頭で新潟中越地震などを口実に親切な通行人からだまし取った金である。北朝鮮を支える人間は、やることも北朝鮮ソックリになってくるようだ。

 他にも労働団体や女性団体の名前が見えるが、いずれも地方組織である。これらは旧社会党の支持母体や傘下の組織であり、いかに社会党と北朝鮮が蜜月関係にあったかを現代に示す腐れ縁なのかもしれない。

 そして自分が笑ってしまったのが、大阪経済法科大学の吉田康彦教授だ。この人は日本屈指の親北朝鮮派大学教授であり、北朝鮮のスポークスマンだ。金正日が拉致を認める前は「拉致はでっちあげだ」と自分の論文やホームページで喧伝していた。

 当然ながら拉致が判明するや、ホームページの掲示板とメールボックスと電話に抗議が殺到し、あせった吉田教授はホームページからその部分を削除して、「私は拉致がなかったとは一度もいったことがない」「私が北朝鮮の手先というのは誤解だ」「私は産経新聞を愛読している」などと見苦しいことこの上ない言い訳を垂れて醜態を晒していた。

 そして今回、ほとぼりが冷めたくらいになって、こうしてこっそりと朝鮮総連の反日集会に連帯のメッセージを寄せているのである。卑怯者の国賊とはこういう者を指すのだ。朝鮮総連や北朝鮮はことあるごとに「日本は世界から孤立している」と言うが、この自分たちの集会に寄せられたメッセージの数と主を見てみれば、その主張の荒唐無稽さがわかる。

 募金詐欺に過激派、卑怯者の嘘つきにしか支持されずに日本社会から孤立しているのは朝鮮総連に他ならないのだ。朝鮮総連よ、一刻も早くこの愉快な仲間たちと共に祖国に帰ることをおすすめするがイカガだろうか?

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by shikisima594 | 2007-03-17 23:24 | 随想・雑記
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